最上川の自然やめぐみ

地形

 最上川は、盆地と峡谷(きょうこく)を交互に繰り返しながら流れています。 峡谷では、急流で川が波立って酸素が補給されたり、瀬や淵に棲(す)む水生生物によって有機物の吸収分解が進む などして、河川の自浄作用が効果的に働いています。多くの人びとが生活する盆地での負荷が峡谷で軽減されま す。

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          碁点の瀬              隼(はやぶさ)の瀬        三ケ瀬(みかのせ)

その結果、最上川は、約100万人の流域人口を抱え、水稲、果樹、畜産など全国有数の農畜産業を育みながらも、水質は安定しています。

 
p7 山形県白地図2(山形の地形)

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