早池峰岳流浮田神楽 (岩手県花巻市)


100年以上続く、
早池峰岳神楽最後の直弟子神楽

【岩手県指定無形民俗文化財】
岩手県花巻市東和町の浮田集落に伝承される神楽で、早池峰岳神楽直系の最後の弟子神楽です。浮田集落の佐々木忠孝氏と阿部藤蔵氏が鎮守「幸神社」(こうじんじゃ)の奉納神楽として確立するため岳神楽へ弟子入りし、伊藤巳太郎氏を師匠として神楽を始めて以来、岳神楽との師弟関係を継続しています。演目「山の神舞」は、山の神の本地を語り、その年の豊作を祈り、悪魔を祓うもので、舞手は六三の九字を切り、不動心印を結んで厄を祓い鎮めます。