歴史あふれる里山の風景をあなたに (川西町 活動報告)

川西町下小松地域は
農村が点在する平坦部と
その背景に連なる丘陵部からなっています。

丘陵部は
長い間薪炭林(しんたんりん)として人々の暮らしの中で利用された
典型的な里山です。
4~6世紀には
20基ほどの前方後円墳を含む
約200基の古墳存在する「下小松古墳群」が築かれ
現在までその姿をとどめています。

国指定史跡「下小松古墳群」

 

 

さらにこの地は
チョウセンアカシジミやヒメサユリなど
希少な動植物の宝庫。

歴史や自然、景観の分野で極めて特徴的な環境が
遺っています。

 

 

チョウセンアカシジミ

県指定天然記念物「チョウセンアカシジミ」

町では利用者の安全確保や
見学しやすい環境づくりのため
雪折れ木々を撤去したり
下草刈りを行った他
案内標識の修繕や散策路へのチップ敷きも
実施しました。

 

 

 

 

整備の様子

 

例年下小松古墳群では
植物や昆虫、きのこなどの観察会が開かれています。

無事春を迎え、雪が解けたら
ぜひ一度足を運んでみてください!

推奨テーマ「下小松古墳群と希少な自然が織りなす里山の風景」