ふるさとの生い立ちを追っています (黒滝会 活動報告)

重点テーマ「最上川における近世舟運文化 黒滝編」
の取組について紹介します。

 

最上川上流域の五百川(いもがわ)峡谷には難所が多く
舟運に利用することは難しいとされていました。

しかし17世紀後半
上杉藩京都御用商人の西村久左衛門が私財を投じて
通船を妨げていた黒滝を開削。
舟運が可能となり
人の往来や京文化の流入が活発化しました。

 

この地の岩盤群は最上川舟運の歴史を物語る資産であり
黒滝会は、この地の自然環境の調査を行っています。

令和元年度に学んだことをもとに
今年度は感染症防止対策として調査参加者を限定し
現地でのデータ集積等の調査活動を行いました。

 

11月以降は調査結果を受けた講演会を開催し
これまでの調査で明らかになったことを報告書にまとめる予定とのこと。
地域の宝として、成果をどんどん発信してほしいですね。

 

黒滝会の取組
お問い合わせ先
黒滝会事務局:0238-85-5866
白鷹町教育委員会生涯学習・文化振興係:0238-85-6146