最上川にまつわる文学・芸術

絵画に描かれる最上川

ph_023 絵画では、大石田町出身の日本画家小松  均(こまつひとし)や、戸沢村出身の洋画家真下 慶治(ましもけいじ)らが最上川を描きました。真下がアトリエを構えた大淀(おおよど)には、現在、真下慶治記念美術館があります。

大淀の眺め(大石田町)

ph_027 最上三十三観音札所の川前観音堂からの眺望は、画題としても好まれ、大石田町の登録文化財にもなっている景観です。最上川が、ゆったりと、かつ大きく渦を巻きながら流れています。

川前観音堂からの眺め(大石田町)

 

山形県民の歌

  広き野を ながれゆけども 最上川 うみに入るまで にごらざりけり

thum-mo1   thum-mo2

 昭和天皇が皇太子時代の大正14年(1925)に山形県で見た最上川の様子を歌会始(うたかいはじめ)におてい詠まれたものです。昭和5年(1930)に島崎赤太郎が作曲し、以来、県民に親しまれ、昭和57年(1982)、「山形県民の歌」に制定されました。
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