白竜湖 心の原風景を未来へ

  • エリア:南陽市赤湯・中川地域 
  • 団体名:南陽市
 置賜盆地の北東部に位置する「白竜湖」のある一帯は、約1000haにもおよぶ泥炭湿原であり、大谷地とよばれ、田んぼと湖のある独特の景観として多くの人々に親しまれてきました。現在の風景の中には長年に渡り食料を増産するために開墾して田んぼを作ってきた私たちの祖先の努力と苦労の歴史が刻み込まれています。しかし、その後の周辺環境の変化や、水質の悪化などもあり多くの白竜湖の貴重な動植物が失われ、また泥の沈殿などにより水深も浅くなり、湖面の面積も減少しています。白竜湖を自らのふるさととして慈しんできた市民にとっては大変つらいことです。そこで、これ以上の環境悪化を防ぎ白竜湖を守り伝え、併せて白竜湖に数多く伝承されている伝説を「夕鶴の里」を中心に語り継ぎながら継承していきたいと考えています。

保存・活用の取組み

  • 白竜湖学習会の開催・・・・・・・・・・白竜湖の植生や水質についての市民向け学習会の開催
  • 白竜湖調査事業(地質・水質・植物)・・平成9年以降の変化について調査を実施
  • 利活用に伴う調査及び検討委員会の開催・現在利用されている方々も含めての利活用の調査、検討
  • 白竜湖に関する伝説の継承事業・・・・・夕鶴の里を中心として、白竜湖に係る伝説継承事業の開催

主な構成文化財等

白竜湖泥炭形成植物群落【県指定天然記念物】

 白竜湖は、昭和30年に泥炭形成植物群落として、県の文化財指定を受けました。当時は80科251種の貴重な植物が確認されたが、その多くの植物は環境の変化の中で失われてしまいましたが、その景観は市民の心の原風景として今も息づいています。
山形の宝検索navi「白竜湖泥炭形成植物群落」

新田堤【市指定天然記念物】

  新田堤には平成25年のネクスコ東日本の調査により、262種の植物が確認され、白竜湖では失われてしまった植物も多く生育し、状況も良好です。

ビッキ石

  山形市畑谷の大沼の蛙が白竜湖の主になろうとしてきたが、新田についたところで暗くなり、村人に白竜湖はまだかと聞いたところ「十年坂」と「鳥上坂」の二つの難所を越えなくてはならないといわれ、がっかりして石になったという伝説が残っています。

 地図

地図

 

わたしたちが案内します 南陽市教育委員会社会教育課 電話 0238-40-3211(代)

  • 【アクセス】(白竜湖)JR赤湯駅より車で10分
  • 【問合せ先】南陽市教育委員会社会教育課 電話0238-40-3211(代)