直江石堤と米沢市芳泉町の生垣・町並み景観

  • エリア:米沢市大字芳泉町及び大字赤崩ほか
  • 団体名:米沢市芳泉町町内会
啓蒙 芳泉町の石垣・生垣の造成は、約400年前、直江兼続公の時代に遡ります。川除堤防(蛇堤)とともに、直江石堤決壊時に、米沢城下が大洪水になるのを未然に防ぐ役割を果たしてきました。芳泉町自体が主要な川除堤防であり、直江石堤と川除堤防(蛇堤)の現地治水管制基地でした。
 芳泉町の石垣・生垣及び川除堤防(蛇堤)は、町民が一丸となり身をもって洪水から米沢城下を守る任務を遂行した先人の歴史と強い精神を物語る遺産と言えます。

保存・活用の取組み

  • 最上川上流松川に関する治山治水及び氾濫の記録等の調査研究、研修会及び講演会の開催
  • 谷地河原堤防(直江石堤、蛇堤)の現地調査、研修・観光コースを設定及び標識等の設置
  • 最上川上流松川を観光資源としたサイクリングコースの設定に向けた調査・研究
  • 芳泉町街道の石垣・生垣等の整備、保存管理

主な構成文化財等

御水神、文殊堂

六十在家街道両側の石垣・生垣、家屋敷内の古い庭木、残存する茅葺屋根民家の町並み景観

 大字芳泉町六十在家町街道の両側は、約400年前、上杉景勝、直江兼続の時代、百六十余戸の下級武士が松川上流部西側沿岸に配置されたときに造成されました。現在までその大部分が保存され、石垣にはウコギ垣根が植栽されてきました。
 なお、六十在家町街道に面する庭木、古風民家21軒(茅葺8軒、トタン被覆屋根13軒)が残存する上杉家下級武士の町並み景観です。
 ※第10回米沢市景観賞(まちなみ部門)受賞(米沢市HPへリンク)

直江石堤【市指定史跡】

 

 直江兼続が進めた治水事業を代表する治水遺構です。最上川上流松川の氾濫から米沢城下を守る重要な役割があり、この工事は、下級武士を従え、兼続自ら指揮をとったと言われています。総延長10kmにも及ぶ石積みの堤防を築きました。治水関連施設は、現在も機能し、米沢の町を支えています。

蛇堤(へびづつみ) 土手堤防

 芳泉町下の町東側一家裏の残存する蛇堤です。六十在家下外れの氾濫地帯の少し南にある石垣で積まれた堤防(古い川除堤防)は、長さ15m、幅4m、高さ3mとなっています。見学箇所として、現在、枕木製歩道、あじさい園を造成しています。
 

活動の様子

石垣・生垣手入れ管理作業

  芳泉町生垣・町並み保存会が先頭に立ち、春・秋の年2回、石垣と生垣の手入れ管理作業を行っています。特に、春先は、雪害によって破損した石垣・生垣の修理作業が必要で、町内あげて取り組んでいます。

地図

芳泉町 地図

 

わたしたちが案内します 米沢市芳泉町町町内会(担当:石川) 電話:0238-38-2244

  • 【アクセス】(芳泉町六十在家街道】JR奥羽本線米沢駅から車で13分
  • 【問合せ先】米沢市芳泉町町内会(担当:石川) 電話:0238-38-224